扉や窓、障子や襖など建物に欠かせない「戸」。
一本一本に異なる木の性質を見極め、
手仕事の技と機械技術を巧みに使いわけ
機能性と美しさにこだわった建具を生み出します。

壁塗りやタイル貼り、屋根の瓦ぶきから下地づくりまで。
自然素材の混ざり合いで生まれる風合いと
鏝（こて）という道具ひとつで塗り固める技術で
建物に表情を与え、美しく仕上げます。

家の骨組みとなる柱や梁、天井、床、壁の下地を組み立てる大工。
釘を使わず、木と木を組む技で歴史ある建物を支える宮大工。
日本の強く美しい構造は時代を超えても受け継がれ
木とともに新たな空間をつくります。

建築塗装は外壁や屋根など自然環境による影響から
建物を保護し、街の美観維持と向上に貢献します。
年数が経った建物も塗装によって美しさや風合いは甦り、
息を吹き返し、輝きを取り戻します。

家や店舗、施設や文化財など、あらゆる建物の最後の仕上げ。
土台づくりからふさわしい素材選びまで丁寧に行い
壁、床、天井、設備などの内装で
目的やイメージに合わせた空間を演出します。

新築からリフォーム、遷宮まで
建物の屋根や外壁を雨風から守ります。
目立たないようで、実は建物の強さを左右するだけでなく
金属板から生まれる繊細な造形は芸術品のようです。

建物の土台となるコンクリートを流し込み
固めるための枠を組み立てます。
建物の出来栄えや強度など根幹を担い、
後世に残る建物を支える知る人ぞ知る職人です。

建設現場に携わる職人たちが安全に作業を進めるための足場や
高層の現場で鉄骨を吊り上げ、組み立てから解体まで
鳶は専門分野で分かれており、
あらゆる場所で機敏に動く姿は現場の華です。

庭や公園などの植物を美しく整え、人と緑を繋ぎます。
自然の中で感じた心地良さを
草木や石の知識と加工技術を調和させて
暮らしに彩りを添えます。